テクニカルガイド
すべての基準=トンボ
トンボとは?
印刷データに必要となる 「トンボ」 とは、右図の四角形の外にあるL字と十字のマークです。このトンボには2つの役割があります。印刷機は1枚の大きな白い紙に、シアン(C)・マゼンダ(M)・イエロー(Y)・ブラック(K)の4色のインキを順に重ねて刷っていきます。その各色のインキの刷り位置を合わせる目安としてトンボが使われます。もう1つの役割として、印刷物を仕上げる工程で、断裁(カット)位置の基準に使用されます。トンボがないと大きな紙に印刷した後、どの位置でカットすればいいのか分からなくなるので、トンボは必ずつけましょう。